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2008年7月25日
自省 (2)
話を戻しましょう。
外的要因・環境について少し具体的に触れてみます。
外的要因・環境とは、自身を取り巻いた、取り巻く、全てのものを指します。
契約が取れなかったという結果を招いた場合を例にしてみましょう。
契約が取れなかった原因・理由として、
1.「お客様の商品に対する知識が少ないから」
2.「お客様のサービスに対する理解力が足りないから」
3.「あのお客様は常に忙しいから、商品・サービスのことについて考えられてないから」
などと申す人がいたとしましょう。
これらに対するわたしの個人的な見解を以下に書いていきます。
1・2は言うまでも無く提案した、プレゼンした本人が原因です。
専門用語をつらつらと並べるべきでは当然ありません。
お客様側からその話にミート(歩み寄る)しなければ分からない
ようなプレゼンはタブーですよね。むしろプレゼンする側から
お客様に分かりやすいような、例を挙げるとか説明にも工夫して
プレゼンを行い、お客様にプレゼンターがミートすべきです。
資料なども添えて、訴求レベルを上げ、お客様の理解度を上げる準備も
欠かせません。
「自分は分かりやすく一生懸命プレゼンしました!
プレゼンのロープレも行い、資料も徹夜で作りました!」が
重要なのではなく、
「お客様にしっかり伝わったか。」が重要なのです。
人を思い、その人の力になりたい!
相手(お客様)の立場に立って、痛いほど考える。
良い人間関係を築いて行くためには、お客様を“人”や“スタッフ”などに
置き換えて引用すると、とても良いと思います。
3は1・2でお客様の理解度を上げることに失敗している可能性が高いです。
お客様は「自身・自社にとって非常に有益な商品・サービスだ!」と
判断すれば、どんなに忙しくても時間を作ろうとする努力を惜しまないでしょう。
お客様が困っている、増強したい部分を戦略的に分析するための
ヒアリングを徹底的に行い、それらを補う、ソリューション(解決)出来る
そのお客様のニーズに“ガチッ”と合う企画・提案を捻出することが出来るか
否かですね。ここで的を得た企画提案、プレゼンが行えれば、
お客様は時間を捻出してくれます。必ず。
上記したように、欲する契約に結びつかなかった原因は「自分自身」である
ケースが大半を占める、殆どがそうではないかと考えます。
冷静に視野を広げて、自分自身を分析する。
すると、そこに必ず見えてくるもの、感じることがあります。
見えたもの・感じたこと。
見えたヒト、感じたヒトはとても幸せですね。おめでとうございます。
とても幸運な方です。
何故なら、それこそが自分自身を大きく高められた!という結果を招く
為の“SEED(種子:たね)”を“自身”という名の畑に植えることに
成功したからです。
>> 明日以降に続く。
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人を繋げ
Kagawa Tsuyoshi
1973年 大分県生まれ。 高校卒業後、建設関連会社へ入社。 約10年勤務した後、『プレア・メディアミックス』を個人事業として2001年11月に設立。 お客様の信用度の更なる向上と事業の拡大に伴い、2006年11月に株式会社BSAを設立。現在に至る。