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2007年5月25日
企業の元気度を計る
決算書類の作成が終わり、昨日役員会議で私から役員に申し伝えたことがあります。
企業の現状を掴む上で、最も大切な要素は何なのか。
「売上だ!」 「利益だ!」という人もいらっしゃいます。
高い売上を誇る会社でも赤字経営の会社は数え切れないほど存在します。確かに、売上が全てのスタートになることから重要と言えば重要です。が、売上を売掛化(請けた仕事を終わらせる、納品完了する)出来なければ幻でしかありません。
また、「利益がこれだけ出た!」と言っても、実際現金として残っていない会社も。
では、企業の元気度を計る数字とは何なのか。
それは、「キャッシュフロー」 。
投資家が出資先企業を分析する上で最も重視するポイントで、この数字がどの程度のペースで、どれだけ貯まっていくのかを見ます。何故なら、ここが潤っていく企業でないと投資家自身が潤っていかないから。
キャッシュフローとは、全ての収支を済ませた上で、何時でも現金化が可能な企業のストックのことを言います。ここが潤沢にあることを「キャッシュ・リッチ」と呼んだりします。
あとは時価総額。これも投資化は出資判断において非常に重要視するポイントの一つです。
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人を繋げ
Kagawa Tsuyoshi
1973年 大分県生まれ。 高校卒業後、建設関連会社へ入社。 約10年勤務した後、『プレア・メディアミックス』を個人事業として2001年11月に設立。 お客様の信用度の更なる向上と事業の拡大に伴い、2006年11月に株式会社BSAを設立。現在に至る。