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2007年1月13日
検索サービス各社における今後の進化
利用ユーザーに高い品質のサービスを提供し続けるために検索サービス各社のアルゴリズムは日々進化を遂げています。
あるキーワードでオーガニック検索すると、検索エンジンが様々なWebサイトを提案してくれます。しかしその精度というか、明らかに提案してくれたサイトとして相応しくないものがヒットする場合もまだまだあります。これを「検索ノイズ」といいます。
●現在の検索エンジンの欠点
1.キーワードの種類によって膨大なWebページがヒットするため、必要な情報が掲載されているWebページを探し出すのが難しい。
2.基本的に検索時に用いられたキーワードと一致するテキストを含んだWebページを探し出すだけであるため、検索結果がユーザーの求める必要な情報が掲載されているWebページとは限らない。
などがあげられるでしょう。その他にも数々の課題があります。
そのような中、検索サービス各社における1つの方向性として「パーソナライズド・サービス」というのがあります。これはオーガニック検索の際、複数の人が同じ検索エンジンで同じキーワードで検索してもそれぞれヒットするWebページが異なるというものです。
検索サービス各社は日頃私達が気付かない部分で様々なデータ収集・分析を行っています。解析から得られた結果に基いて個人の特性を学習しその人のニーズに最も合致するWebページを提案することで、CS向上に繋げたいという狙いから検索サービス各社は今後更なる進化を遂げてきます。
現在、様々な手法を用いてターゲットサイトを、ターゲットキーワードで上位ヒットを実現する業者があります。インターネット・ネットワークにおける様々な法整備が整っていない今、常識の範囲を超えた対策を施す業者も中には有り、その対策方法が分からないが故に、実社会でも認められている本来上位にヒットするべくWebページとして内容的にも相応しい企業サイトがヒットしていない現実もあるでしょう。
上位にヒットするに相応しい企業サイトとは実社会における会社規模の大小ではなく、「その企業が、顧客に提供しているサービスや商品の品質をWebサイト上で固く約束し、絶対に守り、情報を充実させ、揺ぎ無い実績もあり、業績も良く、顧客から広く支持を受けている」企業のことを指しています。
今後、検索サービス各社の進化によって上位ヒットに相応しい企業サイトが必ず上位にヒットする時代が到来します。常識の範囲を超えた対策を行った企業サイトは瞬く間にランクダウンしていくことになるでしょう。その来る日に向けて少しずつ検索サービス各社の検索アルゴリズムは変化しているのです。
そのような中、今後企業が取り組んでいくべきことは何なのかと言うと、これはあくまでも私の個人的な現時点での見解ですが、「情報の充実を図る」「正しい情報発信形態を取る」ということです。これをコツコツと地道に正しく行なっていった企業サイトが日の目を見る時代が必ず来ます。最良・究極のSEO対策とは、足元を見た、そんなところにあると思うのです。
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Kagawa Tsuyoshi
1973年 大分県生まれ。 高校卒業後、建設関連会社へ入社。 約10年勤務した後、『プレア・メディアミックス』を個人事業として2001年11月に設立。 お客様の信用度の更なる向上と事業の拡大に伴い、2006年11月に株式会社BSAを設立。現在に至る。